スポーツにおいて、パフォーマンス向上だけでなく、ケガの予防も重要です！
そのために「ウォーミングアップ」と同様に大切なのが「クールダウン」です。
◆クールダウンとは？
運動後、興奮状態にある心拍数や呼吸を徐々に落ち着かせ、体をスポーツ前の状態に戻していくことを指します。
◆ クールダウンの目的
- １.疲労物質の除去
→ 運動中に発生した乳酸などの疲労物質を体外に排出しやすくなるように促す。 - ２.筋肉の緊張をほぐす
→緊張した筋肉をゆっくりとストレッチすることで疲労を分散し疲れを後日に持ち越さないようにする。 - ３.心身の安定
→興奮状態をしずめ、心身をリラックスさせ精神面の回復も促す。 
◆ クールダウンの内容
- １.軽い運動
→ウォーキング、ジョギング、整理体操など。 - ２.ストレッチ
→各部位をゆっくりと気持ち良い程度で静的ストレッチをする。 - ３.呼吸
→深呼吸を行い、心身をリラックスさせる。 - ※消耗が激しい運動やコンタクトスポーツはアイシングを必要とすることもある。
◆クールダウンのタイミング
- １.運動後すぐに、5～10分程度行うことが望ましい。
- ２.体が冷え切ってしまわないように注意する。
◆クールダウンの重要性
- クールダウンを怠ると、疲労物質が蓄積し、筋肉痛や倦怠感の原因となる。
- さらに、筋肉が緊張したままの状態が続くと肉離れを誘発したり、関節に影響し関節周辺のケガのリスクが高まる。
- ※クールダウンを行うことで、疲労回復を促進し、次の運動のパフォーマンス低下を軽減させることができる。
◆クールダウンの注意点
- １.「気持ちいい」や「リラックスできる」無理のない範囲で行う。
- ２.痛みがある部分のストレッチなどは無理に行わない。
- ３.水分補給も重要。
◆まとめ
クールダウンはスポーツにおけるケガ予防の重要な要素です。
自身のパフォーマンスを下げないことや、ケガによる長期離脱を避けるためにも運動後は必ずクールダウンを行い、疲労回復とケガの予防を徹底しましょう。
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