1. 腱鞘炎とは
腱鞘炎とは、腱と腱鞘と呼ばれる組織が繰り返しの摩擦により炎症を起こす症状です。
腱は筋肉と骨をつなぐ組織であり、腱鞘は腱を包み込むように存在する滑車のような役割を持つ組織なので、指や手首をよく使うことで、腱と腱鞘が擦れ合い、炎症が起こります。
2. 腱鞘炎の原因
・手や指の使い過ぎ
→パソコン作業、スマートフォンの操作、家事、赤ちゃんの抱っこ、スポーツなど
・ホルモンバランスの変化
→更年期、妊娠中
・リウマチなどの病気
3. 腱鞘炎の症状
・指や手首の痛み
・腫れ
・握力の低下
4. 腱鞘炎の初期処置
・安静
・左右の手指をバランスよく使う
・アイシング(15分)
・前腕筋群のストレッチ
5. 腱鞘炎の検査
・問診
・触診
・エコー検査
・MRI検査
6. 腱鞘炎の種類
・ばね指
→主に親指、人差し指、中指に起こる
・ドケルバン病
→手首の親指側にある腱鞘が炎症を起こす
・狭窄性腱鞘炎
→手首の掌側にある腱鞘が炎症を起こす
6. 腱鞘炎の治療
・保存療法
→安静/湿布/薬/固定/理学療法など
・注射療法
→ステロイド注射
・手術療法
→保存療法で改善が見られない場合
7. 腱鞘炎の予後
予後は悪いわけではないが、仕事や趣味の関係上、繰り返されることが珍しくなく、症状が出たときに随時対応していく必要がある。
8. 腱鞘炎の予防
・手や指を適度に休ませる
・定期的にストレッチや治療を行う
・正しい姿勢を保つ
9.まとめ
腱鞘炎は、早期治療が重要です。
再発しやすい症状ですので予防策をしっかり行い、違和感などの症状を感じたら早めに医療機関を受診しましょう!
武蔵新城
ボディーケアハレル整骨院 岩﨑将人
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