1.シーバー病とは
小学生~中学生(10歳前後)に多く見られる成長障害です。
外で活発に遊ぶ子やスポーツ選手のかかとの骨(成長軟骨部)に繰り返し負担がかかることで炎症が起こります。
成長期の不安定な時期に起こり、成長とともに症状は見られなくなる。
2.シーバー病の原因
・ジャンプやダッシュ、切り返しの多いスポーツ
・偏平足や外反足
・靴がゆるかったり紐をきちんと締めていない
・長い練習時間
3.シーバー病の症状
・かかとの痛み、腫れ、圧痛
・運動時に痛みが増す
・長時間歩くと痛みが増す
・朝起きた時に痛みがある
・歩き方が変わる(中等度以上)
4.シーバー病の種類
・軽度
→ 軽い痛みと圧痛のみ
・中等度
→ 痛みと圧痛に加え、腫れや歩き方の変化が見られる
・重度
→ 強い痛みと圧痛、著しい腫れ、歩行困難
※軽度であればセルフケアで改善できる場合もありますが、中等度以上になると医療機関での治療が必要になります。
5.シーバー病の治療
・軽度
→テーピング/リハビリ/靴の調整/サポーター
・中等度
→薬物療法/装具療法
・重度
→装具療法/絶対安静
6.シーバー病の予防
・運動前のウォーミングアップとクールダウン
→体を温め、クールダウンすることで体に対する負荷を軽減させる
・練習後のアイシング
→痛みや違和感がある場合はその部分を氷嚢や、ビニール袋に氷水を入れ15分ほど冷やしましょう
・適切な運動量
→オーバーユースに注意
・靴の選び方
→足に合った靴を選ぶ
・インソール
→かかとへの負担を軽減するインソールを使用する
まとめ
シーバー病は子供特有の症状で発見が遅れがちになるため、お子さんが痛みを訴えた場合は医療機関の受診をおすすめします!
予後は良好ですが、成長期の大切な時期を痛みに悩まされずに過ごせるよう、予防策や体のケアを行い充実した生活を送りましょう!
武蔵新城
ボディーケアハレル整骨院 岩﨑将人
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