1. 足底筋膜炎とは
足底筋膜は、足裏の土踏まず~踵(かかと)にかけて広がる腱膜組織で、肉体的ストレスによって足底腱膜が炎症を起こす症状です。
スポーツ時や立ち仕事などの繰り返しのストレスで足裏~踵(かかと)に痛みを感じることが主症状となります。
2.足底筋膜炎の 原因
足底筋膜炎の原因は、度重なる長時間の立ち仕事や歩行、ランニング(スポーツ)などの運動、足に合わない靴の着用などにより足底に負担が増し起こることが考えられます。
3. 足底筋膜炎の症状
・土踏まずや踵(かかと)やの痛み
→特に、朝起き上がって最初の一歩目や、長時間座った後に立ち上がった時に痛みが出やすい
・足の腫れ
・足の硬さ
4.足底筋膜炎の初期処置
・安静
・痛みが強いときはアイシング
・アキレス腱のストレッチ
5.足底筋膜炎の検査
足底筋膜炎は、問診や触診でほぼ確定されるため特別な検査は行われません。
※整形外科では骨の確認等でレントゲン検査が行われることがあります。
6.足底筋膜炎の治療
2週~8週(状態により差がある)
・アイシング
・炎症を抑える薬(整形外科)
・理学療法(マッサージ、超音波療法など)
・足底腱膜へのストレッチ
・装具(インソール)療法
7.足底筋膜炎の予後
繰り返されることはありますが、後遺症が残るようなことは起こりません。
7.足底筋膜炎の予防
・長時間の立ち仕事や歩行を避ける
・ランニング(スポーツ)などの運動をする前に十分にウォーミングアップを行う
・足に合った靴を履く
・足底筋膜のストレッチを行う
8. まとめ
足底筋膜炎は、適切な治療を受ければ治癒することが可能です。
しかし、再発しやすい症状でもあるため、特にスポーツ選手や立ち仕事を余儀なくされる方は日常生活の中で予防に努めるとともに、気兼ねなく通え信頼できる治療院を見つけておくことも大切だと思います!
ボディーケアハレル整骨院 岩﨑将人
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