1. 骨の構造と役割
骨は、カルシウムやリンなどのミネラルで構成された硬い組織であり、体全体の支柱となる重要な役割を果たしています。また、筋肉や腱の付着部位となり、体を動かすための力を受け止めたり、伝達したりする役割も担っています。
2. 骨折の原因
骨折は主に以下の原因で発生します。
・外力
→転倒、衝突、強打などによる強い衝撃
・疲労
→繰り返し同じ動きをすることによるストレス
・病的
3. 骨折の症状
骨折の症状は、損傷部位や程度によって異なりますが、一般的には以下の症状が現れます。
・痛み腫れ
・変形
・動きの制限
4. 骨損傷の初期処置
骨損傷は、損傷部位や程度によって異なりますが、一般的には以下の症状が現れます。
・打撲(骨膜損傷)
→安静、アイシング、幹部の保護(パッドなど)
・骨折
→安静、できれば固定、救急対応
・脱臼
→安静、できれば固定、救急対応
5. 骨折の診断・検査
・問診
・視診
・触診
・レントゲン検査
・MRI検査
6. 骨の損傷の種類
骨の損傷は大きく以下の3種類に分類される。
・打撲(骨膜損傷)
→骨の一部分を強打し骨(骨膜)に炎症を起こす状態
・骨折
→骨が断裂または破損する状態
・脱臼
→骨が関節から外れる状態
6. 骨損傷の治療
骨損傷の治療法は損傷部位や程度によって異なりますが、一般的には以下の方法があります。
・打撲(骨膜損傷)
→理学療法など(1週間~4週間)
・骨折(3週~12週)
→患部の固定、薬物療法、整復、手術
・脱臼(約4週)
→患部の固定、薬物療法、整復、手術
7. 骨損傷の予後
・打撲(骨膜損傷)
→良好
・骨折
→損傷レベルによって大きく変わる
・脱臼
→骨折などの合併が無ければ、おおかた良好
8. 骨損傷の予防
骨損傷を予防するには以下の点に注意することが大切です。
・転倒や衝突を避ける
・適度な運動をする
・カルシウムやビタミンDを十分に摂取する
・骨粗鬆症などの病気を予防する
8. まとめ
骨損傷は打撲~骨折・脱臼と幅広く、その程度により予後が大きく変わります!
どのケガも事故ではありますが、最も大事なことはケガ時にリハビリを含めきちんと治し、ケガをした部分がその後、良好に使えるようにしておくことです!
スポーツ選手などは回復を急ぐばかり、中途半端な状態で競技に復帰し「脱臼グセ」にしてしまったり、骨折の痛みや違和感を引きずったままプレーをしなければならないような状況を作ってしまうことも少なくありません。
総じて「ケガはケガしたときにとことん治す!」
これに尽きますので、ケガした後のことにもしっかり目を向け回復に努めましょう!
武蔵新城
ボディーケアハレル整骨院 岩﨑将人
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