①胸郭出口症候群
斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群に分けられます。
首から指先へ続く神経や血管が障害されシビレや痛み、筋力低下や感覚異常が起こることもあります。
なで肩の女性に多いと言われていますが、野球の投球動作、テニスのサーブ、バレーのアタック、水泳選手などのオーバーハンドを多用するアスリートにもみられ、神経や血管への障害が重く状態が改善されない場合には手術適応となることもあります。
→肩甲骨を含め運動療法(肩甲骨はがし、筋膜リリース等)、さらに特殊EMS治療器で障害の原因となり得る個所の機能回復を行いますが、状態に応じて整形外科に診察、検査依頼をし病院と連携して治療を行います。
②インピンジメント症候群(野球肩)
インピンジメント(衝突)によって生じる痛みで、肩の関節を過度に使うスポーツ選手のオーバーユース(使い過ぎ、摩擦)により腱板や滑液包で炎症が起こり発生します。
→超音波治療器およびアイシングで炎症を抑えると共に組織修復を図り、施術(ストレッチや筋膜リリース等)とEMS治療器で機能回復を行います。
③肩腱板損傷
肩を強打したり、転倒し手をつくことやスポーツなどで発症します。
50代以上では腱板(肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋)の変性などにより自然と擦り切れ痛みや脱力感などの症状が出現する場合もある。
→超音波治療器で組織修復を図り、施術や筋力強化とEMS治療器で肩関節の運動機能回復を行います。
④石灰沈着性腱板炎
40、50代に多くみられ、腱板内(上腕骨部)に沈着したリン酸カルシウム結晶により急性炎症を生じ、特に誘因なく夜間などに突然激しい痛みを起こし関節を動かせなくなることもあります。
→超音波治療器およびアイシングで炎症を抑えると共に組織修復を図り、EMS治療器で機能回復を行います。
⑤肩関節周囲炎(四十/五十肩)
組織の劣化や数年~数十年の負担で動きが悪くなった肩に、日常的な負担が重なり発症します。特にスポーツで片側に負荷をかけ続けていた方や、職業上日頃から手先~腕にかけての負担が強い方に多く、首/肩こりの原因の一つでもある。
腕を後ろに回す(下から背中をかく)姿勢で明らかな左右差がある場合、肩甲骨の動きに制限が出ているので要注意。
●症状の強い場合
→超音波治療器を使用し深部の組織修復を図りながら、肩甲骨を含め運動療法(肩甲骨はがし、筋膜リリース等)、さらに特殊EMS治療器で肩関節の機能回復を行います。
●症状の弱い場合
→運動療法(肩甲骨はがし、筋膜リリース等)および肩周辺の筋緊張緩和(ほぐし)をメインとし、特殊EMS治療器で肩関節の機能回復を行います。
⑥上腕骨骨端線離開(野球肩)
成長期に投球動作やバレーボールのアタック、バドミントンのスイングなど、力を入れて腕を振り下ろす動作で肩特有の遠心力や牽引力、捻転力を繰り返すことにより上腕骨近位の骨端線に負担がかかり離れてしまう状態。
→超音波治療器およびアイシングで炎症を抑えると共に組織修復を図り、施術(ストレッチ)で柔軟性の強化とEMS治療器で機能回復を行いますが、状態に応じて整形外科に診察、検査依頼をし病院と連携して治療を行います。
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